パリ散策 #16 – 世界遺産セーヌ河畔をクルーズしよう!

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いくらパリが大好きでも、さすがに歩いてばかりいては疲れてしまいます。ここはひとつ船にでも乗って、セーヌ川から周りの風景を眺めてみるというのはどうでしょうか。夜でもOKですし、食事を取りながらのコースもあったりします。

世界遺産「セーヌ河畔」

フランスにもたくさんの世界遺産がありますが、セーヌ河畔もその一つだということをご存知だったでしょうか。

photo by Slices of Light
セーヌ川から見たルーヴル美術館

登録されたのは1991年のこと。範囲は、エッフェル塔のそばのイエナ橋から、サン・ルイ島に架かるシュリー橋までの約8kmです。

観光名所が集まる美景スポット

両岸には、ルーヴル美術館やノートルダム大聖堂、ブルボン宮といった観光名所が点在していて、陸上から見るのとはまた違った美しい姿を見せてくれます。

photo by Geoffray Sulkowski
セーヌ川から見たブルボン宮(国民議会)

夜景も楽しめます!

クルーズに必要な時間は1時間程度ですから、無理なく予定に組み込めますし、ナイトクルーズも可能です。

photo by Loïc Lagarde
ライトアップされたノートルダム大聖堂

また、伝統的なフランス料理を味わいながら、少しばかり優雅な時間を過ごしたいという方には、シャンソンやダンスなども楽しめるランチ&ディナークルーズも用意されています。(要予約、所要時間:2時間前後)。

定番は「バトー・ムーシュ」と「バトー・パリジャン」

遊覧船の中でも特に人気なのは、バトー・ムーシュ Bateaux Mouches とバトー・パリジャンBateaux Parisiens の二つです。

photo by
バトー・ムーシュで夕方のセーヌをクルージング

photo by Fabrice Terrasson
バトー・パリジャン

乗船場所などは異なりますが、基本的には東西8kmのコースをぐるっと一周して、€13.50~€15といったところです。

≪詳細はこちら≫
バトー・ムーシュ・ジャポン公式サイト(日本語)
バトー・パリジャン公式サイト

公共の水上バス「バトビュス」

上の二つとは違って、観光の際の移動手段としても使えるのがバトビュス Batobus です。ちなみに言えば、Batoが船で、busはバス。遊覧船ではなく、水上バスと考えてください。

photo by Andy Roberts
バトビュス

乗船場所は9ヶ所。20分~25分間隔でやって来ますし、フリーパスを買っておけば、自由に乗り降りできて大変重宝します。ただし、遊覧船ではありませんので、観光用のアナウンスなどはありません。

≪詳細はこちら≫
バトビュスの公式サイト

主な見どころは?

たとえばバトー・ムーシュの場合であれば、シャンゼリゼ大通りを南に行ったところにあるアルマ橋から乗船と決まっています。

photo by Guillaume Baviere
アルマ橋の乗船場所

まずは少し下って、そのあとシャイヨ宮とエッフェル塔を眺めつつ、イエナ橋でUターン。そのまま左岸沿いに船を進めると、ブルボン宮、オルセー美術館が見えてきますし、その先はコンシェルジュリとノートルダム大聖堂のあるシテ島です。

photo by looking4poetry
イエナ橋のたもとから見たエッフェル塔

シテ島の隣のサン・ルイ島を越えたところでまたUターン。今度は右岸沿いに、パリ市庁舎、ルーヴル美術館、コンコルド広場、グラン・パレなどが水上から眺められます。

(以上)

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