パリの美術館&博物館めぐり(心得編)

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本来、美術館めぐりに作法などというものはありません。好きな作品を見に、好きな美術館に行けばいいだけの話です。とは言え、「これだけは知っておいた方が、やっぱりお得」……という情報もあったりしますので、その点についてまとめておきたいと思います。

パリの三大美術館

せっかくの機会なのだから、いろんな作品を見てみたいとは言っても、人には好みというものがありますから、まずは自分の好みに合った美術館から見て回ることが大切です。もっと言えば、大して見たいものがないなら、ルーヴル美術館にだって行く必要はありません。

ちなみに言えば、ルーヴル美術館とオルセー美術館、そして国立近代美術館は、「パリの三大美術館」と呼ばれていますが、それぞれの守備範囲には以下のような違いが見られます(大雑把に捉えての話)。

・ルーヴル美術館:古代~18世紀の作品
・オルセー美術館:19世紀の作品
・国立近代美術館:20世紀~最近まで

つまりは、ルネサンスの名画が見たいのならルーヴルへ行けばいいし、印象派やポスト印象派の作品を愛でたいのであれば、オルセーへということですね。

パリ・ミュージアム・パスを利用しよう!

美術館・博物館めぐりをするなら、是非とも購入しておきたいのが、パリ・ミュージアム・パス Paris Museum Pass です。パリとその近郊の主要な美術館・博物館はもちろんのこと、凱旋門の展望台やノートルダム大聖堂の塔に上る時にも使えます。

Paris-Museum-Pass

タイプは2日券(€42)・4日券(€56)・6日券(€69)の3種類。1度使い始めたら途中で中断することはできません。料金的にお得なだけでなく、入場券を購入するために、長時間並ぶ必要がなくなります。

主要美術館の窓口はもちろん、シャルル・ド・ゴール空港や市内の観光案内所でも購入できますし、日本国内であらかじめ買っておくことも可能です。

≪詳細はこちら≫
パリ観光株式会社
メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンド

無料公開日&割引

パリの国立美術館の場合、10月~3月の期間に限り、第1日曜は無料となっています。また、多くの美術館では、26歳未満の場合は一部割引、18歳未満の方は無料といったサービスも行われています(パスポートの提示が必要)。

人気の美術館での注意点

ルーブル美術館など、人気の高い美術館に行くのであれば、やはり朝一番がおすすめです。特に大きな美術館の場合には、お目当ての作品を探して歩き回るだけでも、結構時間が取られますので、もし見たい作品が決まっているのであれば、あらかじめ公式サイトなどで展示場所を確認しておくことが大切です。

photo by Dustin Gaffke

ミュージアムショップをのぞいてみよう!

作品を見終わったら、ミュージアムショップにも立ち寄ってみてください。美術館のオリジナルグッズは、おみやげにも最適ですし、他では手に入りにくい美術書があったり、意外とオシャレな雑貨が見つかったりと、なかなかに役立ちます。

(以上)

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